一人ひとりが望む生活を叶えられる施設の橋渡しをする

所属 社会福祉法人心愛会 特別養護老人ホームハーモニーハウス 生活相談員 阿部大和さん 
社会福祉法人心愛会 特別養護老人ホームハーモニーハウス 介護職 山崎凛さん 

お話ししてくれた介護職員
  • 阿部大和さん

    社会福祉法人心愛会
    特別養護老人ホームハーモニーハウス生活相談員

  • 山崎凛さん

    社会福祉法人心愛会
    特別養護老人ホームハーモニーハウス介護職

介護の仕事を始めたきっかけは?

阿部さん

高校生のときに進路を決める際、やりたいことは見つかっていませんでしたが、福祉関係の仕事をしている父が利用者様と関わる姿を見て「介護・福祉はいい仕事だな」と思ったことがこの仕事をしようと思ったきっかけです。

山崎さん

親族にハンディキャップのある人がおり、支援する親族の姿を見て心を打たれたことがきっかけでした。

介護職のやりがい・魅力は?

阿部さん

私は半年ほど前から、生活相談員をしています。介護職が現場でご利用者様と直接関わる仕事だとすると、生活相談員は利用者様が施設に入退所する際の支援をしたり、地域における関係機関と連携したり、間接的に利用者様と関わる仕事だと思います。

利用者様とご家族様が一緒に窓口に来所されて、「入所を希望する」などの相談を受けるのですが、そのときに、利用者様がどのような経緯で、どういった思いを持って入所を希望しているのかなどを一つずつお伺いします。相談を受けると、例えば、本当は家で生活したいけれど、ご家族のことを考えて入所を希望されるなど、一人ひとり多様な状況、理由があることが分かります。

利用者様が入所後はどのような生活を望んでいるのかをヒアリングした上で、利用者らしい生活をしていただけるよう、利用者様と施設を繋げられることが一番のやりがいです。そして、施設に入所された後、利用者様から「居心地の良い施設だ」と言ってもらえると嬉しくなります。

山崎さん

介護職としての私の仕事は主に、食事・排泄・入浴など身の回りの生活介助をすることです。仕事のやりがいは、利用者様の支援による変化を見られること。例えば、筋力が低下してしまい歩けなくなった利用者様が、リハビリを重ねることで歩けるようになったり、一人で食事をすることが難しい利用者様が一人で食事ができるようになったりなど、改善の兆しが見られた瞬間は感動的ですし、達成感や充実感を得られます

今後の目標

阿部さん

施設に入所したという方が窓口に来られたときに、施設の魅力を充分に伝えられるような生活相談員になりたいです。

山崎さん

介護福祉士の資格取得に向けて知識と技術を身につけることが目標です。